エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したRightMarginプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのRightMarginプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
RightMarginプロパティは、右余白の大きさをポイント単位で設定します。値の取得および設定が可能です。倍精度浮動小数点型 (Double) の値を使用します。
余白は、ポイント単位です。ほかの単位 (インチ、センチメートル) をポイント単位に変換するためには、InchesToPoints メソッド、または CentimetersToPoints メソッドを使ってください。
使用例
次の 2 つの使用例は、シート 1 の右余白を 0.7 センチメートル (20 ポイント) に設定します。
Worksheets("Sheet1").PageSetup.RightMargin = _
Application.InchesToPoints(0.5)
Worksheets("Sheet1").PageSetup.RightMargin = 36
次の使用例は、現在設定されている右余白の大きさを表示します。
marginInches = ActiveSheet.PageSetup.RightMargin / _
Application.InchesToPoints(1)
MsgBox "現在の右余白は " & marginInches & " インチです。"
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