VBAのShowStartupDialogプロパティ

こちらでは、エクセルVBAのShowStartupDialogプロパティの解説になります。

プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.プロパティ名

また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

ShowStartupDialogプロパティ

ShowStartupDialogプロパティは、True (既定値) の場合、Excel アプリケーションで [新しいブック] 作業ウィンドウが表示されます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。

expression.ShowStartupDialog
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
次の使用例は、[新しいブック] 作業ウィンドウが表示されているかどうかを調べ、通知します。


Sub CheckStartupDialog()

    ' [新しいブック] 作業ウィンドウが有効かどうかを調べます。
    If Application.ShowStartupDialog = False Then
        MsgBox "ShowStartupDialog は False に設定されています。"
    Else
        MsgBox "ShowStartupDialog は True に設定されています。"
    End If

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。