エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したThisCellプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのThisCellプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
ThisCellプロパティは、Range オブジェクトとして呼び出されるユーザー定義関数が入っているセルを返します。
expression.ThisCell
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
ユーザー定義関数の内部では、ユーザーは Range オブジェクトのプロパティまたはメソッドにアクセスしてはなりません。ユーザーは、Range オブジェクトを後で使用するためにキャッシュし、再計算が終了したときに追加の操作を実行することができます。
次の使用例では、UseThisCell という関数に、セル座標を表示する ThisCell プロパティが含まれています。
Function UseThisCell()
MsgBox "セル座標 : " & _
Application.ThisCell.Address
End Function
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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