エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したUserStatusプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのUserStatusプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
UserStatusプロパティは、ブックを共有ファイルとして開いている各ユーザーの情報を、インデックス番号が 1 から始まる 2 次元の配列で返します。2 つ目の次元の最初の要素はユーザー名、2 番目の要素はユーザーがブックを最後に開いた日付と時刻、3 番目の要素はファイルの種類を示します。ファイルの種類は、1 であれば排他、2 であれば共有を表します。値の取得のみ可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
ブックを共有ファイルとして開いている各ユーザーの情報を、インデックス番号が 1 から始まる 2 次元の配列で返します。2 つ目の次元の最初の要素はユーザー名、2 番目の要素はユーザーがブックを最後に開いた日付と時刻、3 番目の要素はファイルの種類を示します。ファイルの種類は、1 であれば排他、2 であれば共有を表します。値の取得のみ可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
users = ActiveWorkbook.UserStatus
With Workbooks.Add.Sheets(1)
For row = 1 To UBound(users, 1)
.Cells(row, 1) = users(row, 1)
.Cells(row, 2) = users(row, 2)
Select Case users(row, 3)
Case 1
.Cells(row, 3).Value = "Exclusive"
Case 2
.Cells(row, 3).Value = "Shared"
End Select
Next
End With
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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