エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したWorkbooksプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのWorkbooksプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Workbooksプロパティは、オブジェクト修飾子を指定せずに、Application.Workbooks と指定しても同じ動作を表します。
Workbooks プロパティで返されるコレクションには、アドインは含まれません。ただしファイル名を指定すると、アドインを返すことができます。たとえば、Workbooks("Oscar.xla") を実行すると、Oscar.xla という名前のアドインが、Workbook オブジェクトとして返されます。
次の使用例は、Book1.XLS ブックをアクティブにします。
Workbooks("BOOK1").Activate
次の使用例は、LARGE.XLS ブックを開きます。
Workbooks.Open filename:="LARGE.XLS"
次の使用例は、作業中のブックを除く、ほかに開いているすべてのブックを保存して閉じます。
For Each w In Workbooks
If w.Name <> ThisWorkbook.Name Then
w.Close savechanges:=True
End If
Next w
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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