エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したWritePasswordプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのWritePasswordプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
WritePasswordプロパティは、ブックの書き込みパスワードを表す文字列型 (String) の値を設定します。値の取得と設定が可能です。
expression.WritePassword
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
次の使用例は、アクティブ ブックが変更の保存に対して保護されていない場合は、アクティブ ブックの書き込みパスワードとして、パスワードに文字列を設定します。
Sub UseWritePassword()
Dim strPassword As String
strPassword = InputBox ("パスワードを入力してください。")
' 可能な場合は、パスワードに文字列を設定します。
If ActiveWorkbook.WriteReserved = False Then
ActiveWorkbook.WritePassword = strPassword
End If
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
WritePassword プロパティは読み取り可能ですが、"********" を返します。
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