ローカルウィンドウ
こちらでは、エクセルVBAのローカルウィンドウついて詳しく解説していきます。
目次
VBEのデバッグ機能
VBEでは、実行中のプロシージャを途中で停止する機能があります。主に処理を停止させて変数の値などを確認したりしますが、停止する位置をブレークポイントといいます。ブレークポイントを設定するには、コードウィンドウの左側部分をクリックすると同じ行のコード部分に●がつきます。再度同じ位置でクリックするとブレークポイントが解除されます。
ローカルウィンドウ
ローカルウィンドウ はプログラム処理中の変数やプロパティの値を1ステップ毎にチェックする場合に利用します。
①「表示」→「ローカルウィンドウ」をクリックします。

②ローカルウィンドウが表示されます。

こちらは実際に処理した際のローカルウィンドウ情報です。オブジェクト変数objIEはInternetExplorerオブジェクトを参照しており、プログラム内容は本サイトをIEで開くという処理です。ローカルウィンドウの中の開いているサイトURLを取得するLocationURLプロパティを見ると本サイトのURLが取得されていることが分かるかと思います。これは一部ですが、ローカルウィンドウはすべての変数やオブジェクトの値が表示されます。

近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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