Now関数

Now関数は、時間を取得するものになります。

目次

Now関数とは

MsgBox関数は、コンピュータのシステムの日付と時刻の設定に基づいて、現在の日付と時刻を表すバリアント型 (内部処理形式 Date の Variant) の値を返します。

変数time = Now
Now
構文

#If VBA7 Then
Private Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal ms As LongPtr)
#Else
Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal ms As Long)
#End If

こちらはSleep関数を利用するためのAPI宣言になります。API宣言Sleep関数を利用しますという宣言で必ず記述します。ここで注意点がありますが、API宣言を「IF~Thenステートメント」で分岐させているのが分かるかと思います。これは、office2010で64bit(ビット)版の場合は書き方が異なるため、「IF~Thenステートメント」でそれぞれAPI宣言をしています。手元のPC環境に合わせた書き方でも大丈夫ですが、汎用性を持たせるための記述になりますので、追記しておきましょう。
参考元は「32ビット版のOffice2010プログラムでVBAマクロを編集すると・・・」になりますので、一度確認してください。

もう1つ注意する点はSleep関数を利用している間は、EXCEL操作は一切行えません。処理中でも操作できるようにするには、DoEvents関数を利用する必要があります。こちらはWindowsに制御を移してくれる関数でループ処理などで利用する場合、プログラムが固まることがなくなります。

また、宣言ステートメントは、最初のプロシージャ宣言の前に配置する必要がありますので、一番上に記述してください。

Sleepで時間を止める

Sleep関数を利用して時間を止めます。

処理の3秒後にメッセージボックスを表示させるサンプルコード

こちらのサンプルコードは処理をするとSleep関数で3秒間処理を停止し、その後にメッセージボックスを表示させるマクロになります。


#If VBA7 Then
Private Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal ms As LongPtr)
#Else
Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal ms As Long)
#End If

Sub sample()

 Sleep 3000

 msgBox "3秒間処理を止めました。"

End Sub

実行結果

3秒後にメッセージボックスが表示されます。

Sleep関数を利用してメッセージボックスを表示

利用されているコンテンツ

Sleep関数は、IE(InternetExplorer)を操作する上で必ず利用されるものです。ほとんどのコンテンツで利用されていますので、ここでは代表的なコンテンツを紹介します。

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