HPageBreakオブジェクト
HPageBreakオブジェクトについての解説になります。
目次
HPageBreakオブジェクトとは
HPageBreakオブジェクトは、水平な改ページを表します。HPageBreak オブジェクトは、HPageBreaks コレクションのメンバーです。
HPageBreak オブジェクトを取得するには、HPageBreaks(index) プロパティを使用します。引数 index には、改ページのインデックス番号を指定します。次の使用例は、水平な改ページ 1 の位置を変更します。
Worksheets(1).HPageBreaks(1).Location = Worksheets(1).Range("e5")
1 つのシートに使用できる水平な改ページの数は 1026 です。
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").Tab.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、HPageBreakオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
HPageBreakオブジェクトの親コレクション一覧
親コレクション名 | 内容 |
---|---|
Chartコレクション | ブック内のグラフを表します。ChartObject コレクションに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetコレクション |
HPageBreakオブジェクトのプロパティ一覧
- HPageBreakオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
立山 秀利
プログラミング初心者でもわかりやすいExcel VBAの入門書です。本書では、他言語でのプログラミング経験がない初心者でもVBAプログラミングが理解できるよう、重要な機能に焦点をしぼって、VBAのポイントとなるコレクションや演算子、条件分岐、ループ、変数、関数などにをやさしく解説しました。「計算ドリル」「販売管理」といったアプリケーションを作りながら、楽しくVBAを学べます。