SmartDocumentオブジェクト
SmartDocumentオブジェクトについての解説になります。
目次
SmartDocumentオブジェクトとは
SmartDocumentオブジェクトは、Microsoft Office Word 2003 Document オブジェクトおよび Microsoft Office Excel 2003 Workbook オブジェクトの SmartDocument プロパティは、SmartDocument オブジェクトを返します。
アクティブ ドキュメントに関連付けられている XML 拡張パックを管理するには、SmartDocument オブジェクトを使用します。
アクティブ ドキュメントまたはアクティブ ブックに関連付けられている XML 拡張パックの情報を取得するには、SmartDocument オブジェクトの SolutionID プロパティおよび SolutionUrl プロパティを使用します。PickSolution メソッドを使用すると、アクティブ ドキュメントまたはアクティブ ブックに関連付ける XML 拡張パックをユーザーが一覧から選択できるようになります。スマート ドキュメントの [文書操作] 作業ウィンドウの表示を更新するには、RefreshPane メソッドを使用します。
SmartDocument オブジェクト モデルは、ドキュメントに XML 拡張パックが関連付けられているかどうかにかかわらず使用できます。Document オブジェクト、または Workbook オブジェクトの SmartDocument プロパティは、アクティブ ドキュメントに XML 拡張パックが関連付けられていない場合でも、Nothing を返しません。アクティブ ドキュメントに XML 拡張パックが関連付けられているかどうかを調べるには、SolutionID プロパティを使用します。
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").Tab.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、SmartDocumentオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
SmartDocumentオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
SmartDocumentオブジェクトのプロパティ一覧
- SmartDocumentオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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