SpellingOptionsオブジェクト
SpellingOptionsオブジェクトについての解説になります。
- Applicationオブジェクト
- SpellingOptionsオブジェクト
目次
- SpellingOptionsオブジェクトとは
- シート見出しの色を設定するサンプルコード
- SpellingOptionsオブジェクトの親オブジェクト一覧
- SpellingOptionsオブジェクトのプロパティ一覧
SpellingOptionsオブジェクトとは
SpellingOptionsオブジェクトは、ワークシートのさまざまなスペル チェック オプションを表します。
SpellingOptions オブジェクトを取得するには、Application オブジェクトの SpellingOptions プロパティを使用します。SpellingOptions オブジェクトを取得したら、以下のプロパティを使用して、さまざまなスペル チェックオプションを設定または取得することができます。
- ArabicModes
- DictLang
- GermanPostReform
- HebrewModes
- IgnoreCaps
- IgnoreFileNames
- IgnoreMixedDigits
- KoreanCombineAux
- KoreanProcessCompound
- KoreanUseAutoChangeList
- SuggestMainOnly
- UserDict
次の使用例は、IgnoreCaps プロパティを使用して、すべて大文字の単語はスペル チェックしないようにします。次の使用例では、"Testt" はスペル チェックの対象になりますが、"TESTT" は対象になりません。
Sub IgnoreAllCAPS()
' 同じスペルミスの単語で、すべて大文字の場合と、大文字と小文字の混在した場合を配置します。
Range("A1").Formula = "Testt"
Range("A2").Formula = "TESTT"
With Application.SpellingOptions
.SuggestMainOnly = True
.IgnoreCaps = True
End With
' スペル チェックを実行します。
Cells.CheckSpelling
End Sub
- SpellingOptionsプロパティ
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").SpellingOptions.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、SpellingOptionsオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
SpellingOptionsオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
SpellingOptionsオブジェクトのプロパティ一覧
- SpellingOptionsオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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