VBAのFileFormatプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのFileFormatプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
FileFormatプロパティ
FileFormatプロパティは、指定されたブックのファイル形式および種類を返します。値の取得のみ可能です。XlFileFormat クラスの定数を使用します。
expression.FileFormat
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
選択またはインストールされている言語の設定 (たとえば、日本語) によって、これらのいくつかの定数が使用できない場合があります。次の使用例は、作業中のブックの現在のファイル形式が WK3 の場合、通常のファイル形式で保存します。
If ActiveWorkbook.FileFormat = xlWK3 Then
ActiveWorkbook.SaveAs fileFormat:=xlNormal
End If
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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