VBAのOnWindowプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのOnWindowプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
OnWindowプロパティ
OnWindowプロパティは、ウィンドウがアクティブにされたときに実行するプロシージャの名前を設定します。値の取得および設定が可能です。文字列型 (String) の値を使用します。
このプロパティで指定したプロシージャは、マウスでウィンドウをクリックしたり、[編集] メニューの [ジャンプ] をクリックした場合に実行されます。しかし、ほかのプロシージャによってウィンドウが切り替えられたり、ウィンドウを切り替えるコマンドが DDE チャネルを経て受け取ったものであるときには実行されません。
ワークシートかマクロ シートに Auto_Activate または Auto_Deactivate マクロが登録されているときは、OnWindow プロパティに指定したプロシージャが実行された後で、これらのマクロが実行されます。
次の使用例は、ウィンドウ 1 がアクティブになったときに、WindowActivate プロシージャを実行するようにします。
ThisWorkbook.Windows(1).OnWindow = "WindowActivate"
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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