エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したSelectメソッド
こちらでは、エクセルVBAのSelectメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
ChartObject オブジェクト、ChartObjects コレクション オブジェクト、OLEObject オブジェクト、OLEObjects コレクション オブジェクトのSelectメソッドは、オブジェクトを選択します。
構文 | expression.Select(Replace) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
Replace | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。既に選択しているオブジェクトの選択を解除して、指定したオブジェクトのみを選択するには、True を指定します。既に選択しているオブジェクトに加えて、指定したオブジェクトを選択するには、False を指定します。 |
Select メソッドを DataTable オブジェクト、または LeaderLines オブジェクトのSelectメソッドは、オブジェクトを選択します。
構文 | expression.Select | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
Chart オブジェクト、Charts コレクション オブジェクト、Shape オブジェクト、ShapeRange コレクション オブジェクト、Sheets コレクション オブジェクト、Worksheet オブジェクト、Worksheets コレクション オブジェクトのSelectメソッドは、オブジェクトを選択します。
構文 | expression.Select(Replace) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
Replace | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定のオブジェクトを選択する際に、既に選択しているオブジェクトの選択を解除するかどうかを指定します。 |
上記以外のオブジェクトのSelectメソッドは、オブジェクトを選択します。
構文 | expression.Select | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
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