エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したSmallScrollメソッド
こちらでは、エクセルVBAのSmallScrollメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
SmallScrollメソッドは、指定された行数分または列数分だけ、ウィンドウの文字列をスクロールします。
構文 | expression.SmallScroll(Down, Up, ToRight, ToLeft) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。Window オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
Down | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定した行数分だけ、ウィンドウの文字列が下にスクロールします。 |
Up | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定した行数分だけ、ウィンドウの文字列が上にスクロールします。 |
ToRight | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定した列数分だけ、ウィンドウの文字列が右にスクロールします。 |
ToLeft | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定した列数分だけ、ウィンドウの文字列が左にスクロールします。 |
引数 Down と Up を共に指定すると、ウィンドウの文字列は 2 つの引数の差だけスクロールします。たとえば、引数 Down に 3、Up に 6 を指定すると、ウィンドウの文字列は上に 3 行分スクロールします。引数 ToLeft と ToRight を共に指定すると、ウィンドウの文字列は 2 つの引数の差だけスクロールします。たとえば、引数 ToLeft に 3、ToRight に 6 を指定すると、ウィンドウの文字列は右に 3 列分スクロールします。いずれの引数にも、負の数を指定できます。
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。
ExcelのVBAについてのQ&A掲示板↑ExcelのVBA全般について分からない事があればこちらの掲示板よりご質問ください。
VBAのIE操作入門↑ExcelのVBAをマスターできたら、エクセルVBAのIE操作にも挑戦してみてください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのプロパティをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのメソッドをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのイベントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。