エクセルVBAのAreasオブジェクトについて解説しています。
Areasオブジェクトについての解説になります。
Areasオブジェクトは、選択範囲内にある領域 (隣接しているセルのブロック) のコレクションです。単体で Area オブジェクトはありません。Areas コレクションの各メンバーは、Range オブジェクトです。選択範囲内に複数の領域がある場合は、各領域に対応する Range オブジェクトが Areas コレクションに含まれます。選択範囲に領域が 1 つしかない場合は、その選択範囲に対応する 1 つの Range オブジェクトだけが Areas コレクションに含まれます。
Areas コレクションを取得するには、Areas プロパティを使用します。次の使用例は、選択範囲に複数の領域がある場合は、その選択範囲をクリアします。
If Selection.Areas.Count <> 1 Then Selection.Clear
Areas(index) プロパティを使用すると、コレクションから Range オブジェクトが返されます。引数 index には、領域のインデックス番号を指定します。インデックス番号は、領域が選択された順序に対応しています。次の使用例は、選択範囲に複数の領域がある場合は、選択範囲内で最初に選択した領域をクリアします。
If Selection.Areas.Count <> 1 Then
Selection.Areas(1).Clear
End If
操作によっては、選択範囲内の複数の領域で同時に実行できないものがあります。その場合はループを使って、選択範囲内の各領域ごとに対して操作を行います。次の使用例は、選択範囲内に領域が 1 つしかない場合は、その選択範囲で myOperation という操作を実行します。選択範囲内に複数の領域がある場合は、選択範囲内の各領域で myOperation を実行します。
Set rangeToUse = Selection
If rangeToUse.Areas.Count = 1 Then
myOperation rangeToUse
Else
For Each singleArea in rangeToUse.Areas
myOperation singleArea
Next
End If
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。
ExcelのVBAについてのQ&A掲示板↑ExcelのVBA全般について分からない事があればこちらの掲示板よりご質問ください。
VBAのIE操作入門↑ExcelのVBAをマスターできたら、エクセルVBAのIE操作にも挑戦してみてください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのプロパティをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのメソッドをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。
こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのイベントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。