エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCallerプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのCallerプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Callerプロパティは、Visual Basic を呼び出した方法についての情報を返します。さらに詳細な情報ついては「解説」を参照してください。
expression.Caller(Index)
expression 必ず指定します。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Index 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。配列のインデックスです。この引数は、返される値が配列のときだけ使用します。さらに詳細な情報ついては「解説」を参照してください。
次にプロパティの各値で表される、Visual Basic を呼び出した方法についての情報を示します。
次の使用例は、どのように Visual Basic が呼び出されたかを表示します。
Select Case TypeName(Application.Caller)
Case "Range"
v = Application.Caller.Address
Case "String"
v = Application.Caller
Case "Error"
v = "エラー"
Case Else
v = "不明です"
End Select
MsgBox "Visual Basic を呼び出した方法 = " & v
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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