エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したColorプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのColorプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Colorプロパティは、次に示すオブジェクトに応じて適用する色を設定します。色は、RGB 関数によって作成された値です。値の取得および設定が可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
構文 | expression.Color | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
オブジェクト | 色 |
---|---|
Border | 罫線または輪郭線の色。 |
Borders | 指定したセル範囲の周囲の罫線の色。線のすべての色が同じでないときは、0 (ゼロ) を返します。 |
Font | フォントの色。 |
Interior | 影付きのセルの影の色、または描画オブジェクトの塗りつぶしの色。 |
次の使用例は、グラフ 1 の数値軸の目盛ラベルの色を設定します。
Charts("Chart1").Axes(xlValue).TickLabels.Font.Color = _
RGB(0, 255, 0)
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