エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したShowWindowsInTaskbarプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのShowWindowsInTaskbarプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
ShowWindowsInTaskbarプロパティは、True の場合、開かれている各ブックごとに別々の Windows タスク バー ボタンを表示します。既定値は True です。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
expression.ShowWindowsInTaskbar
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
True を設定すると、SDI (Single-Document Interface) と同様の表示方式となり、開いているブック間を簡単に移動できます。一方、別のアプリケーションを開いた状態で複数のブックを操作する場合は、このプロパティに False を設定すると、タスク バーがボタンでいっぱいになるのを防ぐことができます。
次の使用例は、開いている各ブックそれぞれの Windows タスク バー ボタンが表示されないように指定します。
Application.ShowWindowsInTaskbar = False
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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